重曹電解水を使ったクリーニングを3箇所1000円でお試しいただいております!
という勧誘電話を受けた。
プレアという会社で最近大宮に支社ができたらしい。
いつもは適当にあしらってきるのだが
なんとなく勧誘のパートさんであろう女性の人の必死のトークを聞いてしまい
お試しをすることになった。


我が家は合成洗剤は使っていない。
長女が1歳の時に紙オムツやナプキンの害をネットで知り
布オムツ、布ナプキンを使うようになって
洗剤も合成から石けんへ替えた。
ついでに重曹やセスキ、クエン酸も取り入れた
いわゆるナチュラルクリーニングというものを実践している。


ちなみに布オムツはファジバンズ中心に使用していたが
次女を妊娠してから手をかけられなくなったのと
長女自身が紙オムツを好んではくようになったので途中で挫折。
次女は生まれて自宅に帰ってから布中心だったけれど
夏は紙より蒸れているようなので中止、
以後あまりに動きが活発になりオムツ換えが困難になり
冬は冬でぬれたままで寒そうなのと
次女のオムツに付きっ切りになる暇もなく紙オンリー。
暖かくなったら再開予定。
だって絶対紙のごわごわ感は不快だと思うし。
それに布オムツまだまだ使えるし。


話はそれたけれどそういったことで重曹には親しんでいたけれど
ナチュラルクリーニングは4年位前に仕入れた情報から最近特に更新していないので
電解水についても知らなかったのでさてどんなものかしらと楽しみにしていた。


掃除してもらう場所は
洗濯層
ガスコンロ
あと一箇所は相談。

洗濯機は時々層洗浄していたし
キッチンは4年前に入居の時にリフォームしている。
だから激しく汚れているところはないのだけど
五徳の汚れはなかなか落ちなくて、時間もとれず汚かったので
どんなセールスをされようと1000円であのコンロをきれいにしてくれるなら
それでいいやと思っていた。


で、やってきた清掃スタッフの男性。
案の定電解水のセールストークを始める。
我が家の洗濯機周りやキッチン周りを見て
合成洗剤を使用しない家庭だと悟ったらしく
私のことを持ち上げながらトークする。
電解水を作る機械にも電解水にも特に興味がなく
もちろん買う気もないので適当に子供の相手をしながら聞く。
電解水とは重曹を溶かした水に電気を加えることによって
ただの重曹水よりもっと汚れが落ちるらしい。
ただの重曹水に油を落としてかき混ぜると油は混ざらないけれど
重曹電解水に油を落としてかき混ぜると乳化する。
という実験もしていった。
確かにいいとは思うけれど何十万も出してその機械を買ったり
何千円かを出してその水を買う余裕は我が家にはない。
とにかくガスコンロだけきれいにしてもらえればいいんです。


そして、最初に洗濯機にその電解水を溜めて洗浄。
付けおいている間にキッチンの掃除。
約束は1時間だったのでコンロだけでそれくらいかかるだろうと思ったので
2箇所だけお願いした。

そして終了。
ガスコンロはぴかぴか!
ありがとう。
でも、洗濯機のほうは最後に洗い濯ぎなど一工程分セットして
これが終わったらきれいになってますよと
最後まで見届けず帰っていた。


コンロは確かにぴかぴかになった。
彼のような力のある男がそれなりの洗剤とたわしで磨けばきれいになるものなのだろう。
ということは、夫にただの重曹やセスキ水でごしごししてもらっても
きれいになったかもね。
だけど夫が掃除してくれる事は絶対にないからねぇ。


力を入れて磨けば回りに飛び散る汚れ。
プレアさんはそこは拭いていってくれなかった。
気がつかなかったのか、それともそれはサービス外なのか。
多少は拭いたのかもしれないけれどあちこちに茶色い汚れが飛んでましたよ。
特にシンクは、そこでがしがし磨いていたせいもあって
あとでスポンジで拭いたらスポンジが真っ黒になりました。


以前、エアコンの高圧洗浄のお試しをお願いした時は
エアコンのフィルターを風呂場で洗ってくれていた時
ついでに目に付いた汚れもきれいにしておきました〜
と気の利くサービスをしてくれた。


シンクやガスコンロ周りの壁をその自慢の電解水で拭き取るのって
風呂場の石けんカスがこびりついた壁を洗浄するのより
手間がかからないことだと思うんだけどな。

3箇所無料じゃなくて2箇所でいいからその分かかわったところの
気の利いたお掃除をするほうが顧客は満足するんじゃないかしら。

などとやってもらっておきながら余計なことを考えました。
そして、いつか宝くじでも当たったらやって欲しい
トイレとお風呂のクリーニングはプレアには頼まないだろうなと思ったのでした。